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2006年11月10日 (金)

サンダーUPⅡ(パルス発生器)を試す

Sander_01    「電圧計取り付け」でも少し書いたが、パルス発生器「サンダーUPⅡ」を通販で本体+送料等の3,640円という安値で購入できた。
   そもそもパルス発生器とは何かというと、本来バッテリの寿命は10年近くあるという(時間も書かずにいい加減だが・・・)、しかしほとんどのバッテリは寿命がくる前にサルフェーションという症状に陥り、使えなくなる場合が多いそうだ。簡単に言うと、電極に不純物が付着し充電能力が落ちると言うことだ。

Sander_02_1   その付着した不純物を分解し、バッテリ本来の性能を発揮させる装置 がパルス発生器なのである。
   いわゆる「ホットイナズマ」等のオカルトグッズとは異なり、ちゃんと科学的根拠や実績・成果が伴っているものであり、パルス発生器を内蔵した充電器もある。

Sander_03    商品到着後、早速開けてみた。
   中身は、コイル、抵抗多数、IC、トランジスタ、コンデンサ、動作確認用LEDと、比較的簡単な作りである。部品代だけなら1000円程度であろう。

Sander_04   パルス発生器はバッテリには良い反面、ノイズ発生器にもなるのでアルミホイルを巻いてノイズ遮蔽対策を施した。なんだか小学生の工作品みたいになってしまったが・・・


Sander_05   現在3年約2万キロ使用したこのバッテリ(MF)の電圧はご覧のとおり。1週間ほど乗っていない状態の電圧であるが、やはり衰えは隠せない数字である。まだ使えるだろうが、このバッテリでスキーシーズンを過ごすのは勇気がいる。もしパルス発生器を付けなければ間違えなく冬前に交換するであろう。

Sander_06    これが、3年約2万km使用しているバッテリだ。純正は、34B19Rと非常に心もとない小さなバッテリだったので、55B24Rに載せ替えてある。しかし最近は、エンジンOFFで少しするとすぐ12Vを下回る。.

Sander_07_2   
取付け状態がこれだ。とりあえず仮止めという状態で、ワイヤーで固定したのみ。



Sander_08   作動中(エンジン始動中)は、このように動作確認LEDが点灯する。



Sander_09    ちなみに、充電中の電圧は約14.3Vで、充電が完了すると13.6V程度まで、発電電圧は下がる。
   エンジンOFF時(1日以上停止後)で12V以上の電圧は欲しい物だ。


   その他この商品の売り文句としては、以下のとおりだ。( )内は私の意見
・燃費向上 → 発電機への負荷軽減  (ありえそうだ)
・トルクアップ → 安定電源供給により  (本当か?)
・レスポンスアップ → 電源の安定と完全燃焼により  (本当か?)
・始動性アップ → バッテリ電圧の安定により  (回復すればそうだろうなあ)
・排ガス浄化 → 燃焼効率のアップにより  (本当か?)
・電装品の負荷軽減 → 電源の安定供給により安定動作  (本当か?)
・ヘッドライトの照度アップ → 安定電圧により  (本当か?)
・バッテリの寿命延長 → サルフェーション除去により  (これを期待しているんだよ)

   ちょっと誇大広告的な売り文句で、本当か?と思うことも多く書いてある。だってオルタネータやレギュレータは何も変わってないんだから、エンジンON時の違いは無いのではなかろうか?

   まあ、試してみなければ何とも言えないので、実際の結果で判断することとしよう。また、アーシングを併用することで更に効果が出るとのことである。NOAHは既にアーシングをしてあるので、どの程度差を感じられるかは今後経過で報告する。

追記
Sander_10   取付け後、3時間程度走行した後の翌日の状態である。電圧が12.2Vまで上がるようになっている。これは素直に効果が出始めていると言って良いだろう。
   なお、メンテンスフリーバッテリの方が、効果が早く現れるらしい。

追記2
   その後、2週間ほど乗らなかったら、電圧は11.8Vまで落ちていた。しかし以前と比べて始動時はセルの回りが軽くなったようである。効果が出ているのか?
   以前保有していた比重計を捨てなければ、もっと確かな数字で経過が計れたのだが・・・

追記3Sander_11
   取付けから概ね10時間程度走行し、24時間以上放置した後の電圧は12.3Vであった。明らかにバッテリが回復しているのが実感できる。
   走行中のバッテリへの充電も明らかに早く完了し、オルタネータへの負荷が減っているのも実感できる。もちろん新品同様まで復活することはないが、3年物のバッテリが元気になっていくのはうれしい物だ。
   この分だとあと数年はバッテリ交換の必要はなさそうだ。

追記4
   取付けから概ね20時間程度走行した。今では1週間程度放置後でも電圧は12.3Vを維持している。また以前はエンジンOFFでナビやオーディオを使えば、瞬く間に電圧が11.8V程度まで落ちていたが、今では1時間程度使用していても12Vを下回ることはない。本当にバッテリが回復してきたことが実感できる。

追記5
   取付けから約3か月2,000Km走行した。バッテリは以前のように12vを下回ることはなくなっている。今日のようにすごく寒い朝一の始動でも、セルは元気よく回り出しエンジンを始動することが出来る。さて、この3年物(4年目に突入)のバッテリがいつまで保つのか、長期耐久テストになりそうだ。

追記6(2007.4.24)
   「最近どうですか?」というコメントを頂いたので、最近のバッテリ状況を報告しよう。

   取付けから概ね半年が経過しようとしているが、 はっきり言って、最近はあまりバッテリの電圧など気にしなくなっている。でもこれはサンダーUPⅡに興味が無くなったわけではなく、取付け前のように、くたびれてきたバッテリがいつまで持つかという心配が無くなったからである。
   感覚的には、半年前に新品同様のバッテリを付けたから、しばらくは心配いらないので気にしていないという状態である。3年半落ちのバッテリがそれ位元気に活躍しているのだ。
   当然バッテリの比重インジケータ(のぞき窓の色が変わるヤツ)は、いつも元気いっぱいのサインを出している。

   まあ、近いうちにまた電圧測定をして、客観的な報告をしたいと思う。


追記(2008.7.19)

   上の追記6で近いうちに客観的な報告をしたいと言っておいて、約1年3か月ほったらかしだったサンダーアップⅡの記事であるが、またまた「最近どうですか?」と言うコメントをいただいたので久々のレポートを書こうと思う。

   最近はガソリン価格が急騰し、あまり車を使わないようにしている事もありバッテリーは随分弱っているかと思いきや、3週間ぶりにエンジンをかけたのに関わらず、セルモーターは甲高い回転音を発しエンジン一発始動となった。

   現在使用中のバッテリーは、3年約2万kmの時点で性能劣化が感じられたため(その間にバッテリー上がり2回あり)、サンダーアップⅡを取り付けた。その後徐々に性能の回復が実感でき、バッテリーの心配をすることなく約1年8か月・約1万Km走行が経過した。
   さすがに新品同様の性能は発揮していないが、現在でも電圧は12Vを下回ることは滅多になく、始動性能に衰えは感じられず、比重インジケータは元気印のままである。
   とても4年半もの時間が経過したバッテリーとは思えないくらいまだまだ元気なバッテリーである。

   今までの経験と勘から推測すると、あと2年位は問題なく使えそうな感じである。本当はあまり乗らない期間は補充電を行えばより性能を維持できるのだが、元来の面倒くさがり屋な性格とサンダーアップⅡへの信頼感からほったらかしである。良く言えば過酷な耐久テスト中である。


追記(2009.12.13)


   またまたまた「最近どうですか?」というコメントを頂いた。

   前回のレポートから約1年半&5,000kmを走行たことになり、サンダーアップⅡを取り付けてからだと約3年&15,000km走行したこととなる。
   バッテリーはサンダーアップⅡ装着前にすでに約3年&20,000km使用していたものであり、トータルすると約6年&35,000kmは使ったこととなる。その間にバッテリー上がりも3回起こしており、普通ならば十分寿命を迎えている頃であろう。

   ここ2~3年は年間走行距離が約4,000kmと少なく、補充電も全く行わないという耐久テスト状態であるが、バッテリーインジケーターは元気印が出ている。
   しかし、週末に軽く乗る程度だからか電圧が12Vを少し下回ることもしばしばになり、セルの回りも以前よりは重くなってきている。が、まだまだ交換が必要になるほどではない。

   普通ならば既に寿命を迎えているバッテリーであるが、サンダーアップⅡを装着したことにより確実に寿命が延びていることが実感できる。今後はどの程度まで寿命が延びるものなのかを引き続き耐久テストを続けよう。

追記(2010.6.26)

   さて、長期耐久テストを行っていたサンダーアップⅡの効果についてであるが、残念ながら本日で一端終了となった。

   と言うのも、今日久しぶりに車に乗ろうとしたらバッテリー上がりでエンジンがかからないのである。確かに1か月以上乗っていないと思う。今年に入ってから車に乗る機会が減りバッテリーには非常によろしくない状況で、バッテリー本体の性能劣化より充電不足によるダメージの方がどうも大きいようである。

   さてどうするかとホームセンターに行ってみると、バッテリー充電器は安い物で6,000円からで、始動機能付きだと8,000円近くする。結構高価な物である。バッテリーは純正程度の大きさな物だと4,000円程度で買える。よって今回はバッテリーを交換することにした。

20100626_104132   これが今まで頑張ってきたくれたバッテリーである。
   購入から約6年半&約37,000km使ったことになる。サンダーアップⅡを取り付けてからは、約3年半&17,000km使用したことになる。あまり車を使用していないことによる充電不足も加わり、セルモーターの回りは以前に比べ重くなっている。
20100626_104929   取り外してみた。電圧は10.4Vと、ほぼスッカラカン状態で当然セルモーターを回す力など残っていない。これで4度目のバッテリー上がりである。
   充電器でしっかりと充電すれば、まだまだ使えそうな感じもするが滅多に使わない充電器にお金をかけるのはもったいないので、これで引退となった。20100626_105045
   これが今回購入したバッテリーである。38B19Lという容量の物である。今まで使用していた物が55B24Rという大容量の物を積んでいたが、価格が約12,000円と高価であることがネックとなり、今回はこの容量の物を購入することにした。これでも純正の34B19Rに比べると少しは容量は大きい物であり、ホームセンターで3,980円である。価格からして当然メンテナンスフリーではない。
20100626_105112   55Bと38Bを比べてみるとこのようにサイズが違うことが判る。当然大きい方がより多くの電気を蓄えることが出来るが、価格が高くなるのである。
   まあ2年4万kmの保証も付いているし、場合によっては2年毎に買い換えてもコストは同じだし、よしとしよう。
   ちなみに今回買った38B19Lは電極のプラスが左側にあり、逆置きにしてプラス端子を右側に持ってきても接続コード類の取り回しが苦しくなったので、購入したお店で38B19Rに交換してもらった。

   サンダーアップⅡを耐久テストして実感したことは、3年2万km使用している少々くたびれたバッテリーに取り付けたところ、その後使用を重ねることにより性能が回復してきたことが実感できた。
   結果的に6年半もの長期に渡り使用することができ、補充電を行えばもっと長く使うことも可能であろう。そしてその効果は高いと認めざるを得ない品物である。

  当然ながら、今回のバッテリーにもそのままサンダーアップⅡを取り付けており、新たな耐久テストが始まったのである。 

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コメント

はじめまして。
その後、サンダーUPⅡの効果は出ていますか?

投稿: どーですか? | 2007年4月23日 (月) 午後 11時58分

あれから1年と3ヶ月。エアコン酷使のシーズンがやってまいりました。この記事を見て当方もサンダーUPⅡを取り付けました。ちょうど1年くらいでしょうか。取り付けてから調子はとても良いです。3ヶ月~半年に一度、たまに補充電するのも良いみたいですね!

投稿: 最近どうですか? | 2008年7月15日 (火) 午前 11時43分

最近はどうですか?

投稿: | 2009年11月20日 (金) 午後 09時56分

新しいバッテリーの調子はどうですか?

投稿: | 2011年5月 8日 (日) 午前 09時30分

これは長期にわたったとても良いレポートですね。
とても参考になりました。
ありがとうございます。

投稿: ためぞう | 2011年5月 9日 (月) 午後 06時45分

この書き込みを見て以前から知ってはいたのですが「サンダーUPⅡ」を利用車輌に装着しました!

あくまでも私感ですが、車輌の調子は確実に良くなりました♪

元々ソーラーチャージャーで補充電はバッテリーに日々できていましたが、「サルフェーション対策」はそれではできないのでそのための商品が欲しかった次第です。

こちらの車輌の様子は下記URLにて掲載中です。
→ http://minkara.carview.co.jp/userid/242995/blog/

それでは失礼します☆

投稿: Semiry | 2012年7月23日 (月) 午前 08時56分

長期リポート大変参考になりました。ありがとうございました。
これだけ長期のテストは、中々無いので貴重です。
さらに追記があればうれしいです。
ご苦労様でした。

>>現在は購入から2年が経過し少々性能が落ちてきた別のバッテリーにて(激安バッテリーATLAS)に継続試験中です。サンダーアップ本体もまだ正常動作しています。

投稿: | 2013年7月19日 (金) 午後 04時28分

今日は、管理人さん。

私もサンダーアップ(では無く正確にはプラズマチューニングRの方)を使用しています。
SCP90のヴィッツで1.3Lです。
カーステ位しかついていないのですが、新車時からプラズマチューニングR+適当アーシング(←効果あるの?)をつけています。
バッテリーは純正のままなのですが...バッテリー上がりは全然有りません。
今年で6年目で走行距離はやっと10,000kmオーバーになった位です。
ましてや乗るのは月一位6時間位の環境です。

参考に成れば宜しいのですが...

投稿: 通リすがリ | 2014年4月27日 (日) 午後 03時42分

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