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2013年12月 1日 (日)

AFTをDIYで交換する

   先日、愛車のNOAHを車検に出したところ、「ATFが結構汚れてますので交換をお勧めします」と言われた。
   はいそうですか、じゃあ交換してくださいな。と安易に頼むことはサンデーメカニックの名が廃るので後日自分で交換することにした。
   吾輩のNOAHは25,000kmの頃に1回ATFを交換している。そのときは整備工場でクーラーラインを利用した機械式循環交換方式であった。それから約40,000km交換していない。

   NOAHのATFは、TOYOTA T-4と呼ばれるフレックスロックアップ対応のATFである。人によってはATは複雑な機械なので交換時は必ず純正品を使わなければ不具合が出ると言う人もいるが、吾輩はそのようには思わない。全然規格が違う物を入れた場合は不具合が出そうだが、世の中には互換品という物がある。粗悪な互換品もあるが、純正と全く同じの互換品や、より高性能な互換品も沢山ある。ましてやATの製造元であるアイシン精機が販売しているATFに何の問題があろうか?

   と言うことで今回は、TOYOTAのDⅡ、Tタイプ、T-4等アイシン製ATを広くカバーしている AFW+ をヤフオクで購入することにした。20リットルのペール缶で約6,500円である。

   本当はATF交換だけでは無くオイルパンを外して清掃しストレーナーまで交換すれば良いのだが、この方法はオイルパンを綺麗に剥がして新しいパッキンを装着することがちょっと面倒くさいのである。(まあパッキンの再利用も可能ではあるが普通は固着しており再利用不可能で新品交換である)

   よって今回は素人サンデーメカニックらしく、オイルパン外し無しのATF交換のみでどこまで症状が改善するかを試すことにした。

   ATFオイルパンの位置は、右前輪後方からのぞき込むとよく見える位置にある銀色長方形の箱形である。ちなみにエンジンオイルはそれより前方にある黒色正方形の箱形であるので間違えないようにしたい。20130829_210859_2

   今回はまず上抜きでどれくらい抜けるのか最初に試してみた。エンジンに向かい左側奥にある赤い印&ロック機構が付いているのがATFレベルゲージであり、ここから古いATFを抜くことになる。
   ちなみにエンジンオイルはエンジン右側にある黄色い印が付いているレベルゲージから抜くことになる。

   新ATFを入れる場合もここから入れることになる。10mmの耐油ホースを差し込み、その先にじょうごを取り付け、自然落下方式で注入するのである。これが時間がかかってまた面倒くさいが・・・
20130829_205447

   上抜きで抜けた量は約1.8リットルである。NOAHのATF量は6.3リットルなので、全体の約1/3しか抜けないことになる。
   抜けたATFは新品の透き通った赤色とはほど遠いチョコレート色になっていた。
20130829_210525

   次に車体下に潜り込み、ATFオイルパンのドレンボルトを外してATFを抜いたところ、さらに200ccほど抜けた。これでトータル2リットル抜けたことになる。20130829_211136

   ATFオイルパンの形状からすると、フロントをジャッキアップすることによりさらに抜けそうなのでジャッキアップしたところ、さらに200ccほど抜くことができた。これでトータル2.2リットル抜けたことになる。20130829_212510

   1回で抜く量はこれが限界であろう。これを何回も繰り返すことにより、古いATFの残存量を薄めていくという方法である。当然2回目以降は新品ATFも抜けてしまうが、完全OHでない限りこのような方法しか無い。
   抜ける量が判れば、その分新油を入れれば良いだけので、ATF量管理が楽である。(ATF量の測定は、厳密にやるには油温を上げてから測定するのでちょっと面倒くさい)

   ちなみに何回くらい交換すれば良いのかを計算すると、

                                                                                                                                                         
   総量 新油量 旧油量   新率   旧率   交換量
0 6.30 0.00 6.30
1 6.30 2.20 4.10 35% 65% 2.20
2 6.30 3.63 2.67 58% 42% 4.40
3 6.30 4.56 1.74 72% 28% 6.60
4 6.30 5.17 1.13 82% 18% 8.80
5 6.30 5.56 0.74 88% 12% 11.00
6 6.30 5.82 0.48 92% 8% 13.20
7 6.30 5.99 0.31 95% 5% 15.40
8 6.30 6.10 0.20 97% 3% 17.60
9 6.30 6.17 0.13 98% 2% 19.80

   手持ちの20リットルペール缶全部を使えば9回交換でき、新油率98%とほぼ全交換できることになる。
   また今回は交換後に最低でも4-5kmは走行し、各ギアに新油が廻るようにしてから次の交換を行うようにした。そのため交換は1日では終わらず、1か月近く要することになった。

   3回目の交換後から、ちょっと変速ショックが少なくなったか?と変化が感じられはじめ、5回目以降からは明らかに変速ショックが少なくなった。特に N → D への変速ショックがとても少なくなった。またフレックスロックアップが効いているのが明らかに判るようになった。

   7回交換後は、今まで以上の変化は感じにくくなった。たぶん残り2回交換しても同じであろう。この時点で95%の新油率となっているので変化が感じにくくなっているのだろう。

   残りの2回はもう少ししてから行うことにする。しかし、これだけお手軽価格&簡単に交換できて体感変化が大きいのならば、自分で試してみる価値は大である。

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